運動負荷試験の様子

検査の流れ

※現在運動負荷試験は行っておりません



受付

来院したら身長と体重を計測します。(検査機器の設定入力に必要な情報です)


運動負荷の前検査を行います。

①呼気中の一酸化窒素濃度(呼気NO)を測定
(喘息の状態を呼気中の一酸化窒素濃度で評価する機器で、
 喘息が無症状でも、高値をとる場合もあり、喘息の状態を評価できます))

待合室

 

②気道の硬さを測定
(モストグラフ:20秒間の呼吸で気管の硬さをみます。
喘息の児は慢性気道炎症により、ボディブローのようにじわじわと気管が硬くなり、
健常児と差がでている場合があります)

 

③スパイロメトリー(肺活量の検査)の測定

喘息児は、息を長くはけない状態(末梢気道の慢性炎症)を認める場合があります。
運動に影響します。

 


運動負荷を行います

年齢にあった目標心拍数まで走り、約6分走ってもらいます。

運動負荷後 5分 10分 15分 20分 30分後に 先ほど示した、肺活量、モストグラフを測定し、
呼吸機能低下が基準値を上回るかを判定し、運動誘発喘息の診断に当てはまるかを分析します。

頑張れー!

診察室

すべての検査が終了するまで、約 2時間半はかかります
医師が付き添うので、一般診察が終了した水曜日午後13時から15時まで完全予約制で行います。

この患者さんは、幼児期は喘息治療をしていましたが、
小学高学年で
無症状となり治療を中止されていました。しかし、中学2年生になり
部活動をすると息が苦しくなるということで、運動負荷試験を行いました。
結果、陽性で、喘息治療を再開しました。

現在は、運動能力が向上し、野球部のキャッチャーとして大活躍されています!
がんばってー!! 将来の甲子園球児になれるように応援してます!!